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2009年 04月 23日
悲恋物語を今に伝える樹齢千二百年の老樹(伊佐沢の久保桜)
今日は伊佐沢まで足を伸ばしお花見見物です。
この老樹には悲恋物語の言い伝えが残っています。坂上田村麻呂と地元の豪族の娘、お玉は深~い仲になり将来を誓い合う仲になったのですが、突然京への任務を命ぜられた田村麻呂は再会を約束して京都へと去ってしまいました。
残された娘は恋心を抱きながら田村麻呂の帰りを待ちわびていたのですが、いつしか重い病を患ってしまい、再会への想いを果たせないまま亡くなってしまいました。後にこのことを知った田村麻呂は深く悲しみ桜を送り娘の墓に植えさせました。すると桜の木は毎年すくすくと育ち、可憐な花をみごとに咲かせたということです。地元の人々の間では別名「お玉桜」と呼ばれています。
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by yumahina | 2009-04-23 11:04 | 日記


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